以前こちらでお世話になって帰国した方が,久しぶりにボストンにいらっしゃいました.息子さんから手紙を預かってくれたとのことで,かわいらしい写真付きの手紙をもらいました.ボストンにいた時は3,4歳くらいだったのでしょうか,元気に大きくなったのも,小さい時に会ったのに今まで覚えててくれてるのも,とても嬉しいです.
しかし,子どもの手書きの手紙を見ていると思うのですが,アメリカでも日本でも,紙一杯に文字を書こうとして,場所が足りなくなってしまうようです.文字の大きさもバラバラで,その時に書きたい大きさで書いているみたいです.こういう後先を考えずにその場に全力を出せる勢いは,色んな意味で判断力がついてきたりすると,減退してくると思うのです.大人になると良くも悪くも色んなことにブレーキがかかります.子どもの手紙や絵を大人が見て感じるあたたかさは,いつしか失った向こう見ずな元気の良さを懐かしんでいるからかもしれません.